一条ケイ作品 オリジナル
Duno Earth World ~宇宙樹の鏡~ 世界観

○各国設定
>ルウの国
世界で最初の民主主義国家。気候は穏やかで、大平原が広がっている。
>イオの国
砂漠が多く土地も痩せている少数民族国家。
魚の獲れない時期になると生活を支える為、民のほとんどが海賊となる。
>エンリル王国
最小国だが、金の産地だけあって、豊かである。
>カイフォン王国・シーラ王国・ニヌルタ王国
兄弟国とされているが、元は一つの中原最大の王国だった。
原因は不明だが、三国間で物語の十年程前から絶えず戦が起こっている。
>カムシューラ王国
軍国主義のまだ歴史が浅い国。鉄の産地。
>サハリム王国
国土のほとんどが荒野と砂漠になっている。銅の産地。
>シナの国
漁業が盛んな島国。豊富な海の幸で食通を唸らせる観光地でもある。
>シャルル王国
漁業・農業共に盛んな豊かな国。
>ディムナの国
砂漠国。砂漠の少数民族が集まった国。
>ナヴァール王国
南国。ラ・キーアに継ぐ歴史の古い女王国家。
>ナシャトゥーラ王国
商業が盛んで豊かな国。
>ハバク・キュロス国
国土の3分の2が森林。最も北に位置する人口の少ない国。
>ファルバルディーン国
国土の9割が荒野。騎馬民族の国。
>ラ・キーア
世界最古の歴史をもつ国。その為、身分差別が酷い。
○世界観
デュノ・アースの海と陸の比率は 3(海):7(陸) です。
海が狭い為、大陸の中央部分では、人の住めない場所が広がっています。
地軸の移動と1万年前の古代の兵器で大陸の大部分が砂漠化しました。
この話の舞台となっている地域は、地球の一部分であって、他にも都市は存在しています。
只、それぞれ砂漠や海で隔離された状態なので、交流は全くありません。
大陸の中央には『生命の樹』と呼ばれている大樹があります。
アルタイ族の人達は『宇宙樹(アトラ・ハ・シース)』と呼んでいます。
その地は霊的エネルギーが集中しており、その大樹は地球の霊的エネルギーが物体化した姿だとされています。
○アルタイ族
アルタイ族とは、一万年前に大陸の中央地域に栄えていた帝国の王族達の事です。
当時、王族特有の超能力と、進んだ科学の力で、大陸全土を統一していました。
ですが極端な身分差別政策と、『人の手で自由に生命を創り出す』という禁忌を犯した為、その傲慢さが次第に帝国内部を腐敗させてしまったのでした。
その後帝国間で大規模な内戦が起こります。
そして最後は熱核兵器を使用した為、永遠に続くと思われていた強大な帝国は、とうとう滅びてしてしまいました。
今現在、大陸の中央部分はその核兵器の影響で生物の住めない死の砂漠と化しています。

○デュノ・アースの人達
男子の平均身長は 185cm以上。女子の平均身長は 170cm以上です。
寿命は男子は平均50歳。女子は平均55歳ぐらいなので、結婚は全体的に早いです。
ちなみに成人は地域によって多少の違いはありますが大体18歳です。

○魔術
この世界には地域にもよりますが、普通に魔術師が存在してます。
魔術は『サテラ』という太古の言葉で唱えられています。
これは自然界の精霊達に通じる言葉で、魔術はその精霊の力と、己の精神力エネルギーを使って発する力なのです。
故に、魔術の力はそれぞれ個人差があるのです。
魔術には黒魔術と白魔術があって、黒は攻撃型。白は防御型となってます。
(ちなみにユナは白魔術師で、ライザックは黒魔術師ですネ)
魔術師の修行は個人差もありますが、だいたい5年~10年ぐらいです。
昔は魔術師や魔女がたくさんいたのですが、その昔、中原地方では『魔女狩り』が盛んに行われていたので、今現在はあまり生存していない様です。